マルチーズ先生のやさしい東大数学

おもしろい数学問題を紹介していきます。

【東京工業大学1985年】 ペル方程式の整数解の集合の構造

こんにちは!マルチーズ先生です。昔の受験生は、こんなに難しい問題を解いていたのでしょうか。。。

【問題】2つの条件 (i) a^{2}-2b^{2}=+1またはa^{2}-2b^{2}=-1 (ii) a+\sqrt{2}b>0 を満たす任意の整数a , bから得られる実数g=a+\sqrt{2}b全体の集合をGとする。1より大きいGの要素のうち最小のものをuとする。

\left(1\right) uを求めよ。
\left(2\right) 整数uGの要素gに対し、gu^{n}Gの要素であることを示せ。
\left(3\right Gの任意の要素gは適当な整数mによって、g=u^{m}と書かれることを示せ。

【ヒント】

ペル方程式の解の構造定理につながる問題です。

 

解答はyoutubeを見てね!